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太陽の散歩と光のおしゃべり

2011年3月11日 14時46分、未曾有の災害が東日本を襲いました

被災されました方々、ご家族、関係者の皆様に 心よりお見舞いを申し上げます

あまりにも尊い命の大切さに改めて ただただ想いを巡らせるばかりです

栃木県那須高原の地に建つ、藤城清治美術館も被災地です

この地から、作品を通じ、メッセージを送り続けてきました

あの日から10年が経ちました今も、その思いは一層強くここにあります


震災当時、スタジオ展の打ち合わせ中でしたが、先生はすぐに被災地へ行きたいと申し出ました。

しかし、新幹線も飛行機も道路も、交通機関はすべて止まっており、現地へ赴くことは大変困難でした…。

なんとか被災地に赴き、先生はすぐにスケッチを始めました。

震災から10年の節目で、美術館は今年の4月で8年目を迎えます。

被災地に対する思いも強く、復興への願いを込めて製作した絵が、美術館にはたくさんあります。

「震災の現実を描くことによって多くの人々が災害を乗り越え、

未来への希望を感じるような絵を描いていくことがぼくの使命である(藤城清治seiji fujishiro )」

この日にあわせ、藤城清治が描いた美術館所蔵の復興への希望を願う7作品をご紹介させていただきたく思っております

復興への道と皆様の心に、少しでも温かく明るく優しい光が届きますよう心からの哀悼をささげます

藤城清治/藤城清治美術館 館長 藤城亜季 2021.03.11

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(作品は、HP /インフォメーションページをご覧ください)

(3/11本日中に、動画をYoutubeにて掲載予定です。よろしければご覧ください)

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